Webサービスを作って潰すのが趣味な人のブログ

とりあえず作ってから怒られよう

ConoHaのオブジェクトストレージの登場で個人が運営できるWebサービスの可能性が無限に広がったというお話

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Youtube、ニコニコ動画、Pixiv……

これらのサイトを作る上で一番ネックになるのはなんだと思いますか?

 

  • 人が集まらない
  • システムが複雑
  • 運営業務が大変

 

もちろんこういった事もそうなのですが、なんと言っても一番大変なのは……データ転送に関わるインフラの整備となります

 

 

データは無限に増えるものだが用意されたHDDは有限

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ユーザーに自由に投稿機能を開放した場合上手く流行れば時間と比例してデータ数が増えていきます

最初は500MB程度しか使っていなかったHDDも時間と共に5GB、100GB、そしていつかは1TB、10TBとユーザーの伸びに合わせて加速度的に増えていくのです

 

昔一度考えたことがあります

100MBまでアップロード出来る動画配信サイトを作り運良く100人の会員をGET出来たとして全員アップロードすればすぐに10GBを超えてしまいます

 

このサービスが2ヶ月、3ヶ月と続き毎月1割ずつユーザーが増えていった場合1年後には約3倍の月30GBがアップロードされるようになり、2年後には約10倍の月100GBがアップロードされるように……

最初の1年で240GB、次の1年で780GB……もしこのペースで増えていったら……想像するだけでも恐ろしいですね

しかし殆どのVPSは容量が固定されているため可変的にストレージのみ増加することに対応していません

また増加出来たとしても1つのサーバーからそれほどのファイルを転送し続ければサーバー会社に怒られてしまいます

 

オブジェクトストレージであればこの問題を解決できる

オブジェクトストレージというのはなんなのか?簡単に一言で言うならば「データ置き場」です

プログラムを起動することは出来ず、ファイルを置いて配信する用途でしか使えませんがそのかわり容量に上限がなくどれだけアクセスが増えても安定して配信してくれるすごいデータストレージなのです!

 

これを使えばさっきのような加速度的に容量が増えていくサービスだって何の問題もなく運営することが出来ますし、ファイル転送にかかる心配もかなり軽減されます

ConoHaのオブジェクトストレージはまさに容量問題解決の救世主!

 

オブジェクトストレージは既に存在している

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……と、なんだかすごい斬新なサービスであるかのように書きましたが、同様の仕組みは既に複数存在していてAmazonS3とかGoogleCloudとかがその代表と言えるでしょう

ConoHaはむしろ後発のサービスとなるのですがこれだけ後発にも関わらずこれだけ(僕が)はしゃいでるのには理由があります

 

それは……ConoHaのオブジェクトストレージの場合他のサービスと違い転送に料金がかからないんです

かかるのは容量に応じた金額(100GB/450円)オンリーで、ファイルを1回転送するごとに○円とか、1GB転送するごとに○円とかそういう転送に応じた料金が一切かかりません

これがどれだけすごいことか説明し出すと記事を3つくらい費やしてしまうので、とにかくものすごいことだと思ってください

転送料金を排除してシンプルな料金体系に踏み切ったConoHa運営チームのみなさんにはホント頭が上がりませんorz

 

例えば100MBの動画が10本用意されていて、それをランダムに1日300人が見るサービスであれば、月間の転送量はだいたい1TBとなります

これをAmazonで配信した場合は約$200≒20,000円+ストレージ料金となります。高いですねー……

 

これに対してConoHaのオブジェクトストレージはいくらだと思いますか?

なんとなんと450円!これは安い!安すぎる!

「ちょこっと安い」とか「場合によっては高くなる」とかそんなレベルじゃなくて9割9分の人が安くなる夢のような料金体系なのです

 

本当はあんまり人に教えたくない

とは言っても転送に料金がかからないというのは諸刃の剣、無料ならいいじゃん!と富豪的使い方をしまくる人が増えれば一瞬でパンクします

そんなわけで本音を言うなら誰にも教えたくないのだけれど誰にも広まらずにこっそり閉鎖してしまうとそれはそれで大問題なのでブログの読者さんにだけこっそりお知らせしてみました

 

いくら無制限と言っても無茶な使い方をすれば個別対応されるでしょうしみんなが不幸にならない範囲で有用に使っていきたいですね